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小雪 水着Ver. 製作日記 | |
2005.10.6〜11.25/ 2006.11.9 コメント追加 |
水着 小雪 2005.10.6 | |
10/6
WHF神戸22用新作『小雪 水着Ver.』です。 ねこねこFCに入られてない方には馴染みが無いと思いますが、『おかえしCD』というファンディスク顔負けのCD-ROMが不定期で配布されます。 その最新版『おかえしCD6』に収録の『120円の夏 番外編(同名の別内容が5.5にも入っているので05夏Ver.?)』に登場したビキニ姿の小雪を槍(銛?というかヤス?)付きで造ります(笑 頭部はまだ造っていないので、冬ハコネさんの頭部原型を仮に付けてますが、後ろ髪を含めて妙に合ってるというか・・・そのまま使いたくなる〜(笑
夏コミの『ねこドラマCD』の説明書に全身の立ち絵が載っていたので大助かりです。特に槍は長さがハッキリしたので最初に造りました。パーツの中では最も制作時間が読めないと思ってましたが、この段階までで2時間くらいでした。 |
ちょっと肉付け 2005.10.8 | |
10/8
見た目は前回とそれほど変わりませんが、お尻や太腿、両腕を中心にクレイを追加してみました。 そういえば、水着や裸のフィギュアって今まで造った事は無かったですね。どのフィギュアを造る時もボディは裸状態のクレイから造ってますので、抵抗があったり苦手とかいう事は無いのですが、普段は隠れてしまう腹部の肋骨や腹筋を特に注意してみました。 今回はWHF神戸22の版権〆が夏WF前でしたが、その時点でも今とほとんど変わらない状態になってました。その頃は槍の長さもハッキリ判らなかったので、穂先が無くなった柄の黒い絵筆を持たせてました(笑
その頃から、槍を造る時に使う材料や造り方を考えていて、9月中には材料も全て揃えてましたので、実際に造り始めても予想以上に時間がかからなかったのだと思ってます。 服パーツが無い分、今までとは違ったパーツ分割を考えないといけません。背中に縦に2本の肩紐があるブラなら、その部分で分割して両腕を別パーツにするところですが、この水着のブラは肩紐が首に回っているだけの形状なので、その方法は使えません。
うちの場合、除湿はしても常温常圧で抜いている為に気泡が0にはなりませんので、元々サフレス塗装には向いてないと思います。 | |
ポリパテ変換 2005.10.9 | |
10/9
ボディパーツをポリパテ変換しました。まだ変換時に出来た穴を埋めてる最中なので、表面が凸凹だったりします。 髪パーツは首の位置を決めてからじゃないと造れないので、まだまだ先になりそう・・・
今回からモリモリを使わずに板金用ポリパテだけにしました。黄色いモリモリと比べて肌色に近いので、何となく生々しい気も(笑 |
小雪の胸 2005.10.10 | ||
10/10
胸、大き過ぎましたか?(笑 03年末のFD2の時点で10歳の設定なので、05年夏のおかえしCD6で12歳なら、これくらいあっても変じゃないと思うのですが・・・
・・・それとも永遠の10歳?(笑 これに関してご意見ありましたら、メールかWeb拍手にて遠慮無くどうぞ〜 |
右腕延長中 2005.10.12 | ||
10/12
右腕が短かったので、切断して延長中。 |
その後の小雪の胸 2005.10.14 | ||
10/14
今のところ「ツルペタが良い!」という意見は無いので、水着の加工も開始。 あとは足の付け根を弄ったり、画像では切れてますが、足首や踵を加工。 |
水着のディティール 2005.10.15 | ||
10/15
水着の皺と両足付け根のホゾを追加。 水着の皺は、あまりやり過ぎると水玉のマスキングが苦痛になりそうなので、ブラは下側の絞れたような皺のみに、パンツは腰の脇にある紐(リボン?)でちょっと引っ張られてるくらいに控え目にしてみました。 パンツの腰紐は本当にここで縛っている物もありますが、後付けの単なる飾りのリボンもあって、絵ではどちらにも取れるので、とりあえずは控え目な皺にしています。
問題は槍を握った右手。ぎゅっと握らせるのには槍と指を一体化させるのが1番ですが、この形状のままで型抜き出来るのかがちょっと不安・・・ 槍を別パーツにすると、握った拳を2分割したり、拳が一体でもピンバイスの3.2mmで穴を開ける事になりますし、槍を握らせた状態であっても、手首で切断しての分割は嫌ですよね? 加工しながら、どの方法が1番良さそうなのか考えてみます。 | ||
手と足の指 2005.10.16 | |
10/16
手と足の指を加工。 足の指は鈴夏でサンダル履きのを造っていますが、完全な素足は初めてです。画像では見えませんが、裏側も弄っています。 画像の状態でも槍を握らせる事は出来ますので、 拳で2分割⇒接着後に肌色塗装⇒塗装した槍を握らせる この方法が1番確実かも。
前にも書きましたが、常温で型抜きしているうちのキットの場合、サフレスは無理なので、こういう分割もありかと。 | |
ビキニと髪のリボン 2005.10.17 | |
10/17
各種リボンの芯をアルミ板の細切りで制作。 上画像がビキニのリボン。 比較対象を写していないので判りにくいですが、ビキニのリボンはかなり小さいです。 これにパテを盛って加工しても、普通に型抜きしてもまともに抜けませんので、片面だけ型取りする事になりそう。 | |
水玉ビキニのマスキング材 2005.10.18 | ||
10/18
原型制作前から手持ちのハトメ抜き2mmφで抜いてましたが、大き過ぎたようなので、もう少し小さい口径のを2本入手。 個人的には1.5mmφが丁度良さそうに思えます。 |
頭部の接合 2005.10.19 | |
10/19
頭部をボディに接合して首を整形。首が出来上がるまでは手を付けられなかったブラの首にかかる紐と鎖骨をモールド。両腕のホゾも作製。 頭部を付けたものの、鎖骨などを整形するのにはやはり邪魔なので、とりあえず顎のラインで切断しています。このまま別パーツにするか、からだに再接合するかは考え中。 | Web拍手に素材に関する質問がありましたので、不定期日記ではなくこちらに〜 > アルミ板は何mm厚の物を使用されているのでしょうか?
10/17に使っているのは0.3mm厚です。
手元には0.3mmと0.5mmがありますが、0.3mmは金属疲労に弱く、同じ所を繰り返して曲げると千切れてしまいますが、その反面柔軟性がありますので微妙なカーブなどを付け易いので、リボンや前髪などの芯には主にこちらを使っています。 逆に0.5mmは金属疲労には比較的強いのですが、細かく曲げたりし難いので、厚みや強度の必要な場所に使っています。たった0.2mmの違いであっても、使用感はかなり違います。 どちらを使うにしても、表面に粗いペーパーをかけ、表面をザラザラにしてポリパテの食い付きを良くしています。それでも剥がれたりするのですが・・・ |
後ろ髪の芯 2005.10.20 | |
10/20
後ろ髪はクレイから造らずに、2mmアルミ線を芯にしてダイレクトにポリパテを塗ってます。 小雪○○服Ver.でもこの方法で造ってました。 前髪が無くては様にならないので、とりあえず仮に冬ハコネさんのスペアパーツから拝借。 そういえば、小雪を造るのは3体目になりますが、ベレー帽が無いのは初めてですね。 クレイからポリパテに変換した後の全体を写した画像って今まで載せてませんでした・・・
後ろ髪が終わり次第、前髪に取り掛りますが、その後にゴーグルまで造る時間があるかどうか・・・ 「イベントCGではゴーグルを付けてないので〜」という言い訳は出来ればしたくないので、最後まで簡単には諦めないつもりですけどね。 | |
後ろ髪 ほぼ出来上がり 2005.10.21 | |
10/21
所々まだ凸凹してますし、顔パーツとのホゾも終わってませんが、後ろ髪はほぼ出来上がりました。 これが終わらないと前髪に取り掛れなかったので、ホゾを造ったら前髪のクレイを始めます。 |
前髪のクレイ・ポリパテ化 2005.10.22 | |
10/22
後ろ髪にホゾを付けたので、前髪をクレイ化。 小雪も3体目とあっては慣れもあり、このクレイでの作業時間は30分もかかってません。もちろん、ポリパテ変換後にアルミ板を埋め込んで造る部分もあるので、多少は省いてますが。 今回は左もみ上げがボディに干渉するだけなので、他パーツとの絡みが少なくて楽だったかも。 水着という事もあって、髪パーツに限らず他と干渉する部分が少なかったので、普通の服装のフィギュアを造るよりも意外と楽?
右もみ上げはほとんどがアルミ板を埋め込んで造るので、ポリパテへの変換は基本部分だけにしてます。 今は前髪を丸ごと一体化していますが、キットでは一発では抜けない形状なので、いつも通りに右もみ上げの途中で分割します。 | |
前髪は完成 2005.10.24 | |
10/24
実際は前髪だけでなく、ゴーグル以外はほぼ完成しています。2分割にした右手の小さい部品が行方不明になって造り直していたので、余計な時間を使ってしまった・・・ 顔の横に2個あるのが、これからゴーグルになるパーツ。マスター原型を1個造って、ポリパテ変換で同じ物を2個用意しました。 |
ゴーグル 2005.10.25 | |
10/25
ゴーグルはこんな感じでしょうか。 このパーツだけはレジンキャストではなく、塩ビ板のバキュームフォームにするので、ストラップ部分は長めにしてあります。組み立て時に現物合わせでって事です。 |
サフ吹きパーツ 2005.10.26 | |
10/26
只今、ゴーグル以外はシリコンに沈んでます。 ビキニの胸と腰に付く3個のリボンですが、原型時点では余りにも壊れ易かったので、輪の部分を埋めてあります。お好みに応じてピンバイスで開けたり、裏から削ったりして下さい。尻尾部分も長めにしましたので、短めが好きな方は切って縮めて下さい。 |
サフ吹き原型 2005.10.28 | |
10/28
シリコン型も出来上がったので、説明書用にサフ吹き原型を組み立てました。 やはり、使った事の無い道具は試しに使ってから本番に導入するべきでした。 「普通のレジンキャストで構わないから欲しい」という声が大きければ、何らかの方法でで配布する事を考えようと思っています。
塗装どころか下地処理もやってませんが、塗装前に接合する部分が6ヶ所(内、継目を消す部分は4ヶ所)と少な目ですし、マスキングもそれ程多くないので、これから徹夜して明日の夕方までには終わらせる予定・・・ | |
時間切れ・・・ 2005.10.29 | |
10/29
下地処理に時間がかかり、塗装する時間が際どくなってしまったので塗装品の展示は諦めました。 神戸にはサフ吹き原型と未塗装キットの素組みの2体を持って行きます。2体とも未塗装では味気ないので、色見本の元絵という事でイベントCGなどをプリントアウトした物も持って行こうと思ってます。 |
やっぱり折れた・・・ 2005.11.12 | |
11/12
元々1mm強しか太さが無いので、強度的にどうかなと思ってましたが、提出用に準備している方が折れました。 0.5mmの真鍮線は切らしているので、同じ太さの洋白線を使って補強。 |
白サフ吹き 2005.11.16 | |
11/16
画像は展示用。気泡を『黒い瞬着』で処理した提出用と違って、ボディと両腕の継目だけに使ってます。 下地処理に白い溶きパテと白サフを使っているので薄っすらと見えるくらいですが、白っぽい部分が多いフィギュアに使うと後処理が面倒かと・・・ |
マスキング中 2005.11.17 | |
11/17
普段は明るい色から先に塗りますが、今回はビキニのマスキングし易さを優先したので、肌色〜水玉の白〜ピンクという順に塗り重ねます。 画像はマスキング途中。肌とビキニの境目に0.4mmのマスキングテープを貼って、モデラーズのマスキングゾルを塗り始めたところ。肌全部にゾルを塗った画像を撮ってもグロいので止めました(笑 |
水玉マスキング 2005.11.18 | |
11/18
肌部分にマスキングゾルを塗って白塗装。その後、丸く打ち抜いたマスキングテープを貼ったところ。 緑色マスキングゾルは何となくグロい・・・
塗り分けが少ないので塗装は楽だと思ってましたが、水玉マスキングだけでこんなに時間がかかるとは予想出来ませんでした・・・ |
水玉ビキニ 2005.11.19 | ||
11/19
水玉マスキングは1体に140〜150くらい貼ってあるので、剥がすのも大変・・・ 何ヶ所かタッチアップしたらエナメルの手塗りに取り掛かります。 |
やっと完成です・・・ 2005.11.25 / 2006.11.9 | ||
11/25
不定期日記に書いたように、11/20に塗り終わってましたが、直後に補充抜きや袋詰めなどに時間を取られて、こちらへのUPは遅くなりました。 「何でWHF神戸22から戻った直後に塗装出来ないんだ」と思う方も居るとは思いますが、11/7に大阪必着の06冬WF本申請という、ガレキディーラーならではのスケジュールの都合もありましたので、その辺を理解して頂けると助かります。 金属色だけは、ツヤの調整をした後にエナメルで手塗りしています。 各種リボンは接着面が小さいので、接着せずに真鍮線で差してあるだけです。 | ||
水着のフィギュアを造るのは初めてでした。しかも小学生(笑 グラマーではないけど、完全なツルペタでもなく、細身ではあっても、そこそこ肉付きも良い・・・ そんなイメージで造りましたが、自分ではイメージ通りに造れたのではと思っています。 |
右が展示見本用、左が提出用です。 水玉の違いは並べると気付くくらいで、単体で見ると気にならない程度だと思います。 立ち絵やイベントCGを見ると、水玉は薄いピンクっぽく見えるのですが、同系統の色同士だと明度差が無く、折角マスキングしても単色に見える危険性がありましたので白にしました。 左足首の足輪(?)も立ち絵では白かグレー(銀?)のどちらか判断出来ませんでしたので、こちらも白にしています。 | |
ここから下の画像は提出用の2体目です。 最近、ふとしたきっかけでねこねこソフトさんの中の方々と知り合えましたので、完成品を作るのにも気合い入ってます。 あ、今までの完成品も手を抜いてないですよ(笑全て製作日記に画像を載せてますしね。 11/9
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